29日

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処置室に入っても   「嫌だ・・嫌だ」   とずっと私を見つめ 首を横に降り続けていた   そんなガクの顔を見て 私は何も声をかけてあげることが出来なかった・・   ふてくされた顔をしたまま、私の存在を確認し 看護士の問い掛けにも 全く答えない・・   みんなで場を和ませている間に眠らせる薬が投与され ガクはやっぱりふてくされた顔のまま 体が徐々に倒れていき 担当医の   「支えてあげてください」   とゆう言葉と共に意識が朦朧とし始めているようだった・・
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