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それを見て、私は看護士たちに
｢お願いします･･｣
と頭を下げ、処置室をあとにした。
病室に帰るほんの数秒で
私は泣くのを我慢できなくなった･･
せめて意識が朦朧とし始めるまで、手を握ってあげてればよかった･･
ずっとふてくされた顔をしていたのは
きっと怖かったんだろう
何で少しでも不安を取り除いてあげなかったんだろう･･
最近は泣くこともなかったけど
今日はさすがにダメみたい･･
誰かの胸を借りる事も出来ず、今こうして泣きながら書いて
息子の帰りを待ってます
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