20338人が本棚に入れています
本棚に追加
壁に貼ってあるポケモンのポスターを見ながら
１つ１つキャラクターの名前を口にしていた息子･･
徐々に薬が効いてきて
目をシパシパさせたり
辺りをキョロキョロ見渡したり･･
眠くなってるはずなのに
なぜか抵抗しようとする息子･･
仕方ないから、もう少し薬を増やした。
前回私は、怖がっている息子に何もしてやれなかった･･
だから今日は息子の横へ行き、ずっと手を握りしめていた。
だいぶ意識が朦朧とし始めた頃･･
｢そろそろいいかな。｣
と担当医が言った･･
私は
｢お願いします･･｣
と言い、処置室から出た
最初のコメントを投稿しよう！