手紙。

出逢いのキッカケ

さかのぼる事
約②年。

妻との出逢いは
先輩達との飲み会やった。

え～ちゃん
え～ちゃんの彼女
野口っちゃん
みつおくん
みつおくんの彼女
高瀬くん
高瀬くんの彼女

と…

俺。

近くの居酒屋で
飲めや
食えや
の大宴会。

『ヒデ！！お前が一番若いんやから、もっと盛り上げていけや～』

と
え～ちゃん。

まぁ～
…ここは…酒も入ってる事やし

と思い

『歌でも歌いﾏｧ～す☆』

無理矢理テンション上げて立ち上がったら

『うるさい！』

って…
え～ちゃん。

なんやねん

盛り上げろ言うたやん

酒の力は凄い。

さっき言うた記憶すら無くすんやし。

そなぃこなぃしてると、野口っちゃん……

『そや！真由美ちゃん呼べや』

と
高瀬くんの彼女に提案。

『ちょっと待って！電話してくる』

と
立ち上がり店の電話で

うん
うん
ほな迎え行ってもらぅわ～

など話してる。

のが聞こえてくる。

『行くって！』

高瀬くんの彼女が席に戻ってきた。

『お前…市民病院わかるやろ？？あそこの駐車場まで行って真由美ちゃん拾ってこいゃ』

なんやねん
その上から目線の物言い。

ブツブツ言いながら市民病院へ向かう…

現地到着。

待つこと⑩分。

来た。