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「いくら俺の親やとしても…何当たり前のよぅに渡してんねん!!
自分の子供ちゃうの!?
何簡単に手放してんねん!」
もっともっと…
前以上に自分の子供に執着してるもんやと思ってた。
沙耶香を亡くし、もっともっと我が子の存在を敬ってるもんやと……。
「…とりあえず…今日は帰る」
そぅ言い残し…
妻を残し…帰った。
帰る道中…
色んな事を考えた。
一番大事な時に仕事仕事で妻をおろそかにしてたんか…
沙耶香の事で、本当は気力を使い切ってたのは妻やっんか…
色んな事を我慢し一人で抱え込んでたんか…
そ~ゆ~色んな糸が切れたんか…
何にしても
妻の考えが修正される事はないやろぅ…
沙耶香は…
今の父さんとママを見て悲しんでるんやろなぁ…
何もかもがうまくいかん…
…
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