1072人が本棚に入れています
本棚に追加
/97ページ
形あるもの
2008年1月7日(月)
改めて振り返る事もないねんけど…
この⑩年そこら、
楽しい事
腹立つ事
悲しい事
嬉しい事
色んな①日①日を過ごしてきた。
そん中に
⑥月②日も何回かあった。
オカンに
『あんた今日~さぁちゃんの命日やで』
て確認とられる日もあった。
「わかってる」
そ~ゆ~のが普通の会話として出てくる時もあった。
数年前まで
この日を思い出すと陰気な気分になったり
落ちたりと、
やっぱ引きずってたけど、今はそうじゃない。
なんでなんやろ~
いつからかなぁ…
今回こやって沙耶香の事を書いてて、思い出したくない過去を思い出しながら涙も流しながら辿ってきたけど…
どっかで冷静やった。
冷めたとか薄れたんじゃなく…
過去としてケリがつけれたんかは分からんけど、
沙耶香はもぅいてない。
今は…
沙耶香に見守られた侑己がいてる。
そして俺はその侑己の父親。
せめて侑己が自立出来るまで…
俺は一生懸命侑己を育てて行かなアカン。
オトンオカンも年を重ねる事に弱ってくる。
それも支えて行かなアカン。
沙耶香と妻と過ごした幸せな時間は取り戻す事も出来ひんし無い物ねだりをした所で何が変わるわけでもない。
エェ加減受け入れんと。
今しか出来ない事…
後悔せんようにこなして行かんと結局は繰り返すだけ。
今しかない幸せとかを大切に…
オトン、オカン、侑己…
写真の中の沙耶香…
これらに見守られてる
【今】
を大切に……
目に映る全てのモノを大切に…。
最初のコメントを投稿しよう!