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「痛っ…」
「いだい…」
二人揃って情けない声を出す
いや、しかしあの不意打ちだから仕方無いだろう
…ん?
「なぁ茜」
「ほぇ?」
「これ…」
「日曜大工セット?」
ということは
「ここって…」
「…うち?」
…戻ってきたのか?
「でも琉~」
「ん?どうした?」
「ほら、あれ」
茜が指差す方向
恐らく元凶であろう槍と本、そしてその間に
「お…おー?」
ぽかんとした表情の第六天魔王様がいた
…なんで?
「琉、どうする?」
「まぁ…困ったときは」
あの方に相談するしか無いよな…?
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