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「で、私の所にね…」
「だって~…桜さんならなんかわかるでしょ?」
困った時のご近所さんこと桜さん
一年ほど前にご近所さんになった
ちなみに桜さんとは二日に一回は三人でご飯を食べる仲にまでなった
…神様って暇なんだな
「まぁ…分からなくは無いですが」
「マジですか?」
「ですが…」
ですが…?
「琉君は茜さんをあの子に独占されてていいんですか?」
「…え、いいんじゃない?」
平和そうだし
「かーちゃんかーちゃん、あのひとだれだ?」
「あの人はねぇ、すっごくえらい人だよ~」
「…いいんじゃない?」
「ふむ…」
いや、なにがダメなのか分からない
「茜さん茜さん」
「ほぇ?」
「私ちょっと琉君にキスしたいんで…」
「ダメ」
「ほら」
「なにが!?」
「いや、琉君は嫉妬しないのかなぁって…」
この人も相変わらずよくわからない…
「ま、何にせよ原因を探りましょうか」
「どうやって?」
「行きましょう?戦国」
…what?
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