困惑

5/5
前へ
/287ページ
次へ
これがきっかけで、メールのやりとりが始まり…時間が合う限り、一緒にいた。 いつしか、メールをまつ自分がいて…逢えることが、嬉しくてしょうがない自分がいた。 彼の仕事は営業―だけではないのだが、外回りの時は時間をつくって逢いにきてくれる。 いつしか、逢うとあたりまえのようにキスをする。 そして…かすかに芽生える好きという感情。 その感情に戸惑う。 人を好きになる…それは自分の中で封印した感情。 それだけではない。 何故なら、君は転勤族で…転勤=終わりを意味する。初めから終わりが決まっているのだから…。
/287ページ

最初のコメントを投稿しよう!

48人が本棚に入れています
本棚に追加