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カイ:「俺さ、今の彼女いるじゃん?」
ゴウ:「アミって子か?」
カイ:「そうそう、俺、アカリと酷い別れ方したじゃん」
ゴウ:「別れたってより、アカリが死んで…」
カイ:「なんで死んだのかなぁアイツ、死因も謎だし」
ゴウ:「お互い好きなまま別れたって感じだしな、で、今の彼女がなんだ?」
カイ:「いや、俺アミのこと本当に好きなのかなって」
ゴウ:「まだアカリを忘れられないと」
カイ:「そんなとこ、気持ちがあやふやなのに付き合っててもアミには悪いかなって」
ゴウ:「別れるのか?」
カイ:「…そうしようかなって」
ゴウ:「俺なんか彼女欲しくてもできないのに」
カイ:「いつかできるって(笑)」
ゴウ:「なんでその話を俺にした?」
カイ:「わかんない、誰かに言いたかったのかな」
ゴウ:「答えが欲しかったんだろ」
カイ:「…かな」
ゴウ:「…お前の思った通りにしな、俺がなんか言ったって、決めるのはお前だし」
カイ:「…そうだな、ありがとよ」
ゴウ:「おう」
二人はタバコの火を消し、リュウの部屋に戻った。
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