苦しみの相性ゲーム

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ある山中に車が一台 乗っているのは大学生AさんとBさん他4人で、サークルのメンバーだ。 サークルはホラー会。心霊スポットへ足を運んだりなど、暇つぶしに面白がって集まったメンツだ。 運転をしているのがA。助手席に座っているのがB。その後ろがCとDだ。3列目がEとF(女性)だ。 山道に入って約1時間。メンバーは、心霊スポットのトンネルを見終えて、旅館に向かっていた。 E「今日は何にもなかったね。」 F「最近デマ多くない?」 と、後部では今日の事でいろいろと話していた。AとBは、行き先の旅館まで道のりは長いとか、次のスポットはどこにするなどを話し合っていた。 今日のトンネルは 『自殺名称の近くで、魂がトンネルで渦をまいて次の自殺者を待っている。』 というものだった。結果は普通の長いトンネルで、中は真っ暗で出口の光がボヤけていたため、無い噂がたったのだろう。 が、自殺者が多いのは確からしい。ところどころに看板があったのだ。 『考えなおせ』 と…。 後部が今日の話は終わったらしく、静かになった。それぞれ外を眺めてぼーっとしている。
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