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しかしせっかちな魔法使いは待てなかった。
そして、自分を唯一応援してくれていた王女様に手紙を出す。
-『姫様、茶色くて甘い香りのするこの粉は、一体なんなのでしょう?』-
手紙をお城へ出してから2日後。
返事は来なかったが変わりにある人物が来た。
ガサガサという森を掻き分ける音と、人が近づく音。
『何者だ?』
魔法使いと勇者は構える。
『私ですわ』
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