大夢編

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俺はイカレテル。 血の繋がった兄をいつも頭の中で犯し続けている。 「…んっ」 家の中で一人になれ、また落ち着くのは風呂場しかなかった。 興奮して大きくなっている、自分のモノを風呂に入りながら夢中にしごく。 ドクドクと脈打ち、俺のモノはさらに大きくなっていく。 「…はっ…んぅ…」 もっと、もっと…。刺激が欲しい。 「え!?…オナニーの仕方?」 仲のいい椎名は、目をまん丸くした。 「そう。椎名どんなことしてんだ?」 「…一人でする時は」 顔を真っ赤にして、椎名は困っている。 「オレより、琉架に聞いた方がいいんじゃないかな…」 「琉架に!?」 琉架と言うのは、椎名と俺の親友だ。 「だって、オレ。前だけじゃないからさ…」 ボソッと椎名は言った。 「…だったな。じゃ、琉架に相談してみるは」 放課後。 琉架は、教室で本を読んでいた。 「オナニー?」 「琉架は、どんなことしてんだ?」 「僕、相手いるから。やりたくなったら、入れるなり入れられたりしちゃうから…」 「…」 「なんなら、僕の後ろと口貸してあげるか?」 琉架の台詞には脅かされた。 「好きな子だと思ってやる?」
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