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オレ・姫野椎名は、男ばかりの男子高に通っている。ッて事は、必然的に周りには、男しかいない訳で、変な気とか起こす奴等が現れる。
勿論、オレは女の子が好きだし、男はごめんだ。
だけど、そんなオレの前に、突然あいつが現われてオレの平凡な生活をぶっ壊して行った。
誰もいない放課後の教室。うたた寝をしていたオレは、足音で目を覚ました。
カツカツッと、自分の方へと足音が近付いてくる。そして、オレの寝ている机の前で足が止められた。
気になり、オレは顔を上げてそいつを見た。
「…ん?」
はぁっ?こいつ、新しくきた保健室の柴田じゃんっっ
生徒には、意外に人気があって、抱かれてもいいっなんて言う奴もいる。
「あ…の、なんですか?」
ジッとオレを見つめる柴田に声を掛けた。
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