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私がこの世で一番嫌いな、憎たらしい存在。それは、                                              売春婦。                                                                  忌々しい。気色悪い。汚らわしい。                          将来を誓い合った男性がいながら、他の男を求める。なんとおぞましい。                                                   そんな馬鹿な女は世の中から居なくなるべきだ。気持ち悪い女                            居なくなれ         消えてしまえ        死んでしまえ                                    駄目だ。          私の中からこの恐ろしい感情が消えない。体が勝手に動いてしまう。                                       そして私は漆黒の闇広がる真夜中の街へ繰り出した。
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