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「お前よくここまでためたな。40日何やってたんだよ。」 「へへっバイトして遊んでデートしてた!」 こう見えても彼女はいる俺!結構一途だから。唯一大輔に勝てるトコ! それから暫くして俺達は、間食の菓子を買いに出掛けた。 そして帰る途中、大輔の追っかけ:京極夏美にばったり鉢合わせしてしまった。大輔はかなり嫌そうな顔をしてる。 余談だが、かの有名な京極夏彦と一文字違いだからウケる。 「あっ!!本郷クン!こんな所で会えるなんて運命じゃない!?」 大輔の眉間にシワ寄せた怖え仏頂面が、更に怖くなった。 「俺達今急いでんだ。じゃあ明日なっ!」 「えっ!!どこ行くの!?あたしも行きたい!」 どこ行くって言っても付いて来るんだろうなぁ~と思った俺は、大輔の方を見た。大輔も仕方ないと言ったような顔で、仕方なく京極も俺の家に来る事になった。 夕方になると、宿題も残り僅かになった。 「あぁ!終わったァ!サンキューなっ大輔!」 「本郷クン優しい!こんな人の宿題やってあげるなんてぇ」 軽く口論していると、祭姉ちゃんがやって来た。
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