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「よっ!!暑い中ご苦労さん!」 「お前見たら余計汗吹き出てきた。」 玄関には、黒い短髪に黒縁メガネでスーツ姿の大輔が立っていた。 「なんでスーツなんだよ!?」 「さっきまで就職ガイダンスだったんだ。それよりさっさと入れろ。」 とりあえず中に入れた。 大輔とは、高校入学からの仲だ。人付き合いが嫌いで、口も悪い。プライドが高く高飛車だが、頭脳明晰でイケメンだから女子から人気がある。 正直俺も偶にカッコイいと思う。俺だったらぜってースーツとか似合わねーし。 話がズレたな。 そんなんで大輔は男子からハブられていた。大輔はいつも一人だった。一人でいる事の辛さはよく分かる。だから俺は話しかけた。 そして今に至る。 とりあえず俺はたまった宿題をやっつける。
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