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今、世の中では携帯電話が急速に普及し始めている。小学生でも携帯を持っている時代だ。もちろん中学生の恭子も携帯電話を持っている。
世の中で度々起こる携帯の事件。この時の彼女にとっては関係ない話だったのかもしれない。しかし携帯電話さえ持っていなければ彼女は道を外すことはなかったかもしれない。そして命を無駄にすることも…。
空が青くよく晴れた日のこと。恭子はいつものように携帯を操作していた。厳しい親の元育った彼女はメールをすることは許されなかった。彼女はそんな生活にいささか嫌気がさしていた。周りの友達は皆メールをしている、私もメールをしたい。何で私の家庭はこんなに厳しいの…?そう思う彼女の心には反発心が増していった。
そんな心理状態のまま彼女が行き着いたのは…
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