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「出会い系サイト」だった…
「あ…出会い系サイトだ。こんなとこ見ちゃいけないのに。でも少しくらいならいいよね?」
出会い系サイトに以前から興味のあった彼女は軽い気持ちで登録した。
悲劇の始まりだった。
登録して数分後、すぐにメールが届いた。
「なおきです!メールしよ」「友達欲しいな。連絡待ってます。」
次々に送られてくるメールに彼女は喜んだ。出会い系という甘い罠への恐怖心はあった。が、むしろ楽しさの方が大きかった。
彼女は虜になった。全てが初めての世界に対し彼女は希望さえ持ち始めた。
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