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「大丈夫だよ‥」
後ろから低い落ち着いた声がした。
前にもこの声聞いたきがする‥。
首だけ後ろを向くと鵲さんが立っていた。
「これは夢ですか?」
嘘でもいいから夢だよって言って欲しい‥これは夢なんだ‥
「人はいつか皆死ぬんだ‥僕も‥君もね」
ゆっくり歩きながら鵲さんは私の隣に来て空を見上げた。
「この空はね何処までも続いてるんだよ‥アメリカとかでも南極とかでも皆同じ空なんだ‥天国もね‥だから」
「嘘よ!!」
私は鵲さんの声を遮って怒鳴った
空が同じ?笑わせないでよ。ぢゃぁ風船に手紙つけて飛ばしたらお母さんから返事が帰ってくるの?
違うでしょ‥もぅ帰ってなんかこない
もぅ二度と‥
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