祭
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「……そう」 操はほっとしたような顔をした。 「これで私とあなたは正式なライバルね」 「はい」 お互いに笑い合う。 「どっちが選ばれても恨みっこなし。復讐とか考えちゃダメだからね?」 「分かってますよ」 どちらからともなく手を伸ばし、握り合う。 「よろしくね。千歳」 「こちらこそ。操……さん」 空は、どこまでも茜色。 太陽は帰路を共にする少女たちを、いつまでも見守っていた。
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