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朝から蝉がミーンミーンとうるさいくらい鳴いている。
暑苦しい体育館に全校生徒が集まってクラス順に並んでいた。
スピーカー越しで学園長先生の声が聞こえる。
「ーであるからしてー」
まだまだ話は続きそうかと思ったら生徒の1人がバタッと倒れたのでそこで話は終わりになった。
終業式が終わり生徒達は体育館を出てそれぞれのクラスへ向かった。
チェリとイチゴは席に座って話始めた。
「めっちゃ暑かったな。チェリ」
「そうだね。園長先生、話長すぎぃ」
「園長の奴、何考えてんねん❗話まとまっとらんしワケ解らんかったわ‼」
「イチゴ…。そんな興奮してないで落ち着こ?」
怒りを抑えられないイチゴを宥めるチェリ。
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