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「正、私あなたが好きよ。でも人を愛するのが怖いの」
彼の優しさに甘えてはいけない。もう彼と会わない方がいい。
(正、ありがとう。そしてさよなら… 最後に思い出を下さい)
心の中で、そうつぶやくと私は正を突っぱねる決心をした。
「それに私、こういう女よ」
私は正ににじり寄ると、彼が手で隠している昂りに触れた。
「つや子…」
一気にベルトを引き抜くとそれに舌を這わせる。正が呻く。ピクンとはねあがる。
「つや子、そんなこと…」
足首を反り返した正が、ため息まじりにつぶやく。
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