日常

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「だよね!由美もさっ勇介はやっぱ地味ぃなのよりは派手にいっちゃったほうがいいとおもうんだっ勇介って綺麗かっこいい感じだからめちゃ狙ってる女子多いらしいのっいや勇介の学校の友達から聞いたからまぢなんだけどっ、だからこういう目立つの身につけてもらってさぁっ彼女の存在アピールしたいじゃん!?」 美也子は取りあえず愛想笑いを返しておいた。 由美は見た目は高身長で顔立ちも良く、綺麗で男子からよく噂される。今通っている高校に入学した時に由美から美也子に声を掛けてきたのでそれから何かと二人で行動する事になった。しかし最近由美が人目惚れしたらしいのだが他校の町田勇介という男と付き合い始め、二人の会話は常に由美の恋話や相談になっていた。 由美は勇介と付き合い初めてから更に綺麗になり、お洒落にも気遣いどんどん派手になっていた。 美也子は昔の長い黒髪ストレートの由美のほうがいいなとは思っているが、本人はとても幸せそうなので、あまり言わないようにしている。 「じゃぁ…次は下着屋行こっ」 彼へのプレゼントを買った由美は考え事をしていた美也子の手をぐいっと引っ張り、夜の町へと繰り出した。
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