66人が本棚に入れています
本棚に追加
その時!!
ヒュッ!!
何かが飛んできた。
キィイン!!
間一髪、龍児はソレを刀で受けた。
その場を振り返ると・・・
哀川 龍児「 ゲッ💦(汗)」
残り八人、全員が小銃を構えていた。
不逞浪士「新選組・・・壬生の狼か、噂は聞いている。
だが、近代武器に獣が敵うか!??」
哀川 龍児「言いたい事はそれだけか?
ご託はいい・・・かかって乞いや!!」
パパパパパパパパン!!!
銃の雨が飛び交う。
哀川 龍児「神業独尊流【鎌狩】.」
ヒュッ・・・
その瞬間、全員の右手首が弾けた 。
不逞浪士「ウギアアァ!??」
断末魔の叫びが鳴り響く。
・・・ストン
と、何かが堕ちた。
不逞浪士「あああ・・・」
何故か地面から浪士のうめき声が聴こえる。
そう。右手首に続き、首も堕ちた。
哀川 龍児「――先にアノ世で待ってろ。」
不逞浪士「壬生の狂犬・・・哀川・・・龍児・・」
ガクッ。
哀川 龍児「さて、岡田以蔵たちに報告するか。」
龍児は静かにその場を去った。
最初のコメントを投稿しよう!