その壱 壬生浪士組結成

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哀川 龍児「イクぜ・・・」 その時、横から複数の声が入った。 近藤勇「ちょっと待った。 真剣同士だと大事になりかねない。 ・・・コレを使いなさい。」 と、龍児と秋月に木刀を放った。 秋月小次郎「感謝します、近藤先生。」 新見錦「なにをごちゃごちゃと、喰らえ!」 新見が素早い居合い抜きを放った。 だが、秋月はそれを難無く受け、代わりに龍児が新見の胴を払った。 平間「新見先生!!」 と、平間が叫ぶ隙に秋月がみぞおちに突きを放つ。 一瞬にして2対2となった。 哀川 龍児「芹沢は俺が承けた、お前は残りを頼む!」 秋月小次郎「承知!!」 俺と秋月は2方にバラけた。 芹沢鴨「なかなかやりおる・・・。 じゃが、その程度で儂に勝てると思いか!?」 哀川 龍児「安心しろ。さっきのは、実力の半分も出してないゼ。」 俺はそう言い切り、一気に間合いを詰めた。
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