その壱 壬生浪士組結成

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哀川 龍児「神業独尊流【不知火】!!」 高速の三連突きが放たれる。 芹沢鴨「  ヌンッ!! 」 芹沢は気合いで堪えたが、耐えきれずに倒れた。 ちょうどそこへ・・・ 清川八郎「何事だッ!?」 浪士組発案者の清川八郎が現れた。 清川八郎「君達、そこで何をしておる!?」 すると、芹沢が急に起き上がり応した。 芹沢鴨「なに、ちと腕試しをしていたまでよ。」 そこへ新見も入る。 新見錦「その通り、いやはや流石は皆腕に覚えある人ばかりですな。」 清川八郎「くっ、勝手な行動は慎んでいただこう。」 清川はそう言うと本堂に戻っていった。 秋月小次郎「あの一撃を受けて立ち上がるとは・・・」 龍児と秋月は二人して驚いていた。 確かに新見、芹沢への攻撃は手応えはあった。 だが、二人とも傷を負ってはいないようだ。 哀川 龍児「浪士組か・・・面白いじゃねえか。」 こうして、龍児と秋月は後の暴君、芹沢鴨と出会ったのであった。
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