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哀川 龍児が壬生浪士組に入隊し、一週間が経った頃・・・、京の街に不逞浪士が出現したとの情報が入った。
浪士の名は【宮本 宗助-ミヤモト ソウスケ-】。
水戸藩出身の武士で、桜田門外の変にも参加している大物浪士である。
龍児は宮本宗助の撃退の為、親友の秋月小次郎、さらに同期の藤堂平助と共に京の街に繰り出した。
・・・・・・数分後。
哀川 龍児「そういやアンタとは初めてだったな藤堂サン。」
藤堂平助「そういやそうだな~。
北辰一刀流皆伝、藤堂平助だ。 『平助』って呼んでくれ♪」
秋月小次郎「ずいぶんと軽いですね。
私は江戸新派剣術皆伝、秋月小次郎です。
好きなように呼んで構いませんよ。」
哀川 龍児「小次郎、お前は暗すぎ。
俺の流派は神業独尊流だ。
龍児って呼んでくれゃ。」
藤堂平助「聞いたことない流派だな、ドコのだ?」
哀川 龍児「北海道だ。
永年、ロシアと戦ってきた由緒ある流派だせ?」
秋月小次郎「それは俺も知らなかったな。
それよりも・・・敵襲だ!」
辺りを見ると、土佐藩浪士らしき武士6人程に囲まれていた。
不逞浪士1「誰だァ、貴様らは?」
不逞浪士2「この辺の奴らか?見たことねぇが。」
哀川 龍児「俺らもまだ2⃣知られてないってわけか。」
藤堂平助「俺らがぁ、いま話題の【壬生浪】だぜ!」
秋月小次郎「そういうわけだ、雑魚はさっさとかかって来い。」
不逞浪士3「ナメやがって!
かかれぇ!!」
こうして哀川 龍児 初めての討伐が始まった。
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