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同じ雰囲気…………
言われてみれば、
たしかに僕と彼女は似た雰囲気をかもし出していた。
なんていうか……
生きることを諦めたような、
死ぬことを受け入れたような………
そんなかんじの雰囲気だった。
「ねえ、そっち行ってもいいかしら?」
「ああ。」
彼女は、僕のほうに近寄ってきた。
そして、僕の隣に腰をかけた。
「ほら、あなたも座りましょう?」
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