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ある日 少女は優しく話すのでした   「わたし ゴーストさんが一番好きよ」   「どうしてだい」 ゴーストがきくと 少女は目を閉じて言いました   「怖い夢を見たって  いつもそばにいるからよ    それから  悲しい悲しい日も  抱きしめてくれるからよ    あと  朝になっても ゴーストさんは  香りで包んでくれるからよ    ずっとそばにいてね」   そう言って少女は 眠ってしまいました。    
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