3790人が本棚に入れています
本棚に追加
/85ページ
次の日渚は、雨に濡れたせいで…
案の定、風邪を引いた。
「渚、風邪ひいたのか?」
「馬鹿ねぇ。学校に電話しておくから、ゆっくり休むのよ?じゃあ、行って来ます。」
「行ってらっしゃい…」
両親が仕事に行った後、渚は一人、ベッドで蹲る。
「はぁ…」
ベッドでゴロゴロし、溜息をつく。
そして暇なのでバッと起き上がった。
だが、何かしようと思っても、結局優希のことばかり考えてしまうので、大人しく寝ることにした。
渚が再び、パタリとベッドに横になると、睡魔が襲ってくる。
そしてそのまま、深い眠りについた。
最初のコメントを投稿しよう!