日常

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このよく喋るのは水野和一。 割と偏差値の高いこの学校にムリして入ったと言っていたが、僕はコイツにテストで勝ったのは二年間で一回。 成績優秀。運動も出来る。腹立たしい限りだが、その風貌は極端にアタマがデカく、ビックリするほど足が小さい(23センチ)。 下に向いている矢印みたいだった(笑) 加えてカルい性格。 人気者だが、彼女は出来ないタイプだった。 事実、いままで浮いたウワサは一つもない。 本人曰わく… 「せっかく好きになってくれてる沢山のコに俺が気づいてあげてない」 …のだそうだ。 この前向きな姿勢は素直に感嘆に値する。
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