1章 あたしは姫じゃない!

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天井に穴が・・・ じゃなく、天井に明るい光の穴が開いた。 「・・え・・・!?」 直ぐさま紗羅叉はベットから降りた。 光の穴から誰かが落ちてくる事に気付いたから。 と思うと同時に重い物が落ちる音がした。 予想通りベットに落ちてきたのだ。 「ど、どぶねずみ!?それとも大きなねずみ!?」 「・・・・・・いってェ・・・」 (・・・人?男?。なんで人が落ちてくるんだろう?や、まて・・・これは夢か何かで・・・) 紗羅叉が色々考えているうちにその男はフラフラと立ち上がった。 「・・・ァ?何びびってやがんだ?」 「・・・ヤヤヤ、普通あんな所から登場されちゃ誰だって驚きますよ」 紗羅叉は天井を指差す。 「あれはあれで普通の着陸だ」 (違っ・・・ン?着陸?) 「あの・・・貴方誰ですか?あんな所からどうやって来たんですか?」
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