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「・・・ン?ァ・・・此処テメェの家か?」
「質問に答えてください!!」
男は面倒臭そうに頭を掻いた。
その男の外見は、黒髪が特徴。まだ若く青年っぽい。
「・・・俺ァ、嘉賀(カガ)ってゆーもんだ、ま、この地球とやらの住人でもねぇ」
「・・・はい?・・・地球の住人じゃない?・・・とは・・・まさかまさか宇宙人とやらの・・・」
青年は眉間に皺をよせたが
「まっ、そんなもんだ」
と返した。
(・・・熱でもある?こいつ
宇宙人なんて存在しませんよ。)
「アハハ~なーんだ・・・・・それはそれはタイヘンデスネ」
彼女はベットに入りうずくまる。
(夢か?それともあれは、あたしの想像から造りだしたモノか?・・・もしくは幽霊!?)
紗羅叉はそんな事を考えていた
「オイマテ・・・テメェ信じてネェとか言わせねェぞ」
「信じてません、これっぽっちも」
はっきり紗羅叉は言った。
ピキッと眉間に皺を寄せ
「・・・テンメェ・・・」
「信じてという方が無理がありますよ・・・幽霊なんか誰が信じるもんですか」
結局幽霊に決定
「だァれが幽霊だと?」
「他に誰が?」
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