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「裕って…ブラコン」
「違いますよっ!俺は心先輩も好きですよ」
「はいはい」
一瞬びっくりした。
裕の言った好きが嬉しくも悲しくもあった。
好きは友人としての好きだと思うと。
なんか…辛い。
何故だろう?
「あ、先輩流さないでくださいよ」
「譲太郎先輩と京くんこっちきますよぉ」
「えっ?」
とりあえず、いまはこの気持ちがなんなのかわからないけど、譲太郎たちばれたら大変なのでいまは逃げよう。
「あ、先輩。家に来ませんか?」
走っているとき裕がオレを誘う。
「京が先輩の料理、もう一回食いたいっていってたんで」
「いいよ」
「ボクもいきたぁいっ!」
いきなりだが、裕の家にいくことに決まった。
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