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バグ「ギギ!ギギ!…ギギィ…」
サーー…
ザ・エラーの爆発と共に、バグ達も消滅した。
ソルバーピンク
「…あ、消えた…」
ソルバーブルー
「…ってことは…」
ソルバーゴールド
「…よっしゃあ!倒したでぇ!…さっすが、アレスちゃんやッ!」
ソルバーゴールドは、アレスロボを指差して言った。
アレスロボ
「…"邪悪ナオーラ"ノ捜索ヲ再開シマス…」
アレスロボはそう言い残すと…
ビューーッ…!!
…遠い空の彼方へと飛び去っていった。
ソルバーレッド
「…ハァ~!終わったぜぇ~!」
探偵戦隊「ハァー…」
ほっと一息ついた探偵戦隊は、変身を解除した。
草川「…早坂、まだ終わりじゃないぞ…」
ダニエル
「そうだぞ!…まだ心霊現象の犯人が分かっていないからな!」
南条「ねぇ、一体誰なのよ?!…私達を恐怖に陥れた最悪な犯人は~!!」
渋澤「…それは小屋に戻ってからだ…戻るぞ…」
南条「は~い…」
渋澤がそう言うと、探偵達は小屋に向かって歩き始めた。
《妃鳳園・小屋》
伊南川「……」
伊南川は、ストーブの前で椅子に腰掛けて、探偵達の帰りを黙って待っていた。
伊南川「……」
その表情は引きつっており、足はわずかに震えている。
ガラガラガラ…
伊南川「……あ!」
横開きの扉が開き、探偵達の帰りを知った伊南川は安堵の表情を浮かべた。
早坂「ただいま戻ったぜぇ~ッ!」
南条・国本
「はぁ~…無事に帰ってこれたぁ…」
枕元「こんな依頼は、二度とごめんやわぁ…」
ダニエル・クリスティ
「Yes…」
6人が依頼に対して文句を言っている間…
渋澤・草川
「……」
…渋澤と草川は、じっと伊南川の方を見つめていた。
渋澤「…あれ?伊南川さん、どうしたんですか?…何やら震えていたみたいですが…」
伊南川「…え??」
草川「…顔色も優れていないようですよ…」
伊南川「いや…別に…大丈夫ですよ…」
伊南川は慌てて、首を横に振った。
渋澤「まさか…心霊スポットで1人になったのが怖かったんじゃ?」
クリスティ
「そんなわけないじゃな~い、彼はオカルトマニアなんでしょ?…こんなところ怖くなんかないんじゃ…」
クリスティが笑いながら言ったが、渋澤と草川の顔は真面目なままだ。
草川「クリスティ…1つ言っておこう…彼はオカルトマニアなんかじゃない…」
皆「……えっ??」
草川の言葉に、渋澤以外のメンバーが驚いて声を上げた。
伊南川「……」
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