Solve.41『私に惚れなさい!標的は運命の赤い糸!!』

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ハート 「…私に出会ったことを後悔するのですねッ!!」 バッ!!    バッ!!       バッ!! ハートは叫びながら、幾度となく拳で攻撃を仕掛けてきた。 サッ!!    サッ!!       サッ!! ソルバーレッド 「…ハッ!ハッ!ハッ!」 その拳を、左右に転がりながら器用にかわすソルバーレッド。 ソルバーレッド 「炎の奥義!ファイアソード!!」 ボォォォォ~~ッ!! 態勢を立て直したソルバーレッドは、燃え上がるソルバーソードを構えると… ソルバーレッド 「……ハッ!!」 …ハートに向かって、一気に振り下ろした。 ハート 「……フッ!!」 ハートは、その剣を後ろに跳びながらかわした。 ソルバーレッド 「くっ…素早いな…」 ハート 「これも"恋の力"のおかげです…やはり私の考えに狂いは無かった…しかも、素早さだけじゃありませんよ…」 ハートは、右手の平を探偵戦隊に向けた。 ハート 「…ラブウェーバー!!」 ドキュンッ!! すると、その手の平からピンク色の波動が飛び出し… 探偵戦隊 「…うわぁッ!!」 バシンッ!! …探偵戦隊を襲った。 ソルバーホワイト 「な…何て力なの…」 ソルバーゴールド 「…イタタタ…」 ソルバーグリーン 「元の力がどんなものか分からないが…かなり重たい攻撃だったな…」 ハート 「…さぁ、私の強さを分かってもらえたところで本題と行こうか…ここへ来た目的を果たしましょう…」 そう言ったハートは、ソルバーピンクの方に視線を移した。 ソルバーピンク 「え?何…何よ…私?」 ハート 「フッ…ラブウェーバー!!」 ドキュンッ!! ソルバーピンクと目が合ったハートは、再び手の平からピンク色の波動を飛ばした。 ソルバーピンク 「……!!」 突然の攻撃に驚いたソルバーピンクは、身動きが取れない。 ソルバーブルー 「…危ないッ!!」 ピンチに陥ったソルバーピンクの前に飛び出したソルバーブルーは… ババババンッ!! ソルバーブルー 「…うわぁ~ッ!!」 バシンッ!! …恋人の盾となり、波動のダメージを全て受けて地面に叩きつけられた。
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