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午後6時ー…
夏のこの時間帯、辺りはまだ明るい。
そんな中、一人の女性の悲鳴が響く。
「キャアァー助けて!」
女性の周りには5、6人の人がいた。皆白目をむき、青白い顔をしてる。
体を血に染めた者。斧を頭に刺した者。普通の人間では、考えられない格好をした者。
…つまり、もうこの世のものではない【ゾンビ】となった者たちだ。
ゾンビ達は「ウ~」といった、不気味な呻き声を発しながら、どんどん女性に近付く。
四方八方を取り囲まれ、動けなくなった女性。
絶体絶命。
そこへ
パンッ━━パンッ……
何発か、銃声が響き渡る。
あっという間にゾンビ達は倒れた。
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