~戦闘~

2/2
前へ
/13ページ
次へ
俺達は、一度地上に出たまだ人々の悲鳴が聞こえる。遠くで銃声が聞こえる、俺達は、その方向に行った。そこには、警察官が二十人いた。まだ、生きている人や死にかけている人もいる。俺達は助けに行った。警察官は目の前の出来事に必死で俺達に気付かない。俺は銃を構えた。荒井は、地面に落ちている銃を拾い死者達を撃っている。しかし、死者の数は減らない。それに等しく警察官の数が減っていく。「荒井!一旦退こう」そう言い逃げ道を探すが回りにはさっきまで生きていた警察官が俺達を噛み殺そうと近寄ってくる。俺と荒井は道を作ろうと死者を確実にあの世に送った。 「荒井あと少しだ」 「ああ!!」 そして、やっと道を作り逃げようとすると目の前に死者が立ちはだかった荒井が前に立ち、死者を撃とうと引き金をひいたカチリと乾いた音がした。 「しまった・・」 次の瞬間、荒井の首元に警察官が噛み付いた。 鮮血が飛び散り、俺の顔に付いた。俺は、死者を撃とうと引き金を引くがこちらも弾切れだった。 「行け!俺にかまうな!」 瀕死の荒井が言った。俺は逃げた、後ろから聞こえる悲鳴を聞こえないように耳を塞ぎながら・・・
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加