~異変~

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ひとまず大通りに出た俺はゆっくり歩きだした。ガヤ ガヤ と人々の話し声が聞こえる。どうやら、車が店に突っ込んだようだ。俺は、「面白そうだ」と思い近づいていった。どうやら運転手一人と通行人一人が死んだようだ。だが俺は、なんとも思わなかった。なぜなら、人命はとるに足らないからだ。俺は、踵を返し帰ろうとした、しかし突然後ろから悲鳴が聞こえた、振り返ってみるとさっき死んだはずの運転手が人の喉元を噛みちぎった。
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