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本当は僕も部屋に行って一緒に盛り上げなくてはいけないのだろうが、僕はそんな気になれずに小一時間ここで星を見ていた。 合コンなんて、始めから行く気がなかった。 ただ、行く予定だったツレが急に行けなくなって、急きょ1人入れなくてはいけなくなり“暇そうだ”という理由で僕を半ば無理やり連れてきた。みたいな感じだ。 ただの人数合わせに僕を入れたんだろう。 はぁー、、、と白い息をはき、消えていく自分のはいた息を見ていた。 そんなことをしていると、非常口のドアがキィ、と開いた。
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