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「はあ…疲れた~」
俺は戦いで疲れた体を休めるために道端に転がっていた石の上に座った
さっきのゴブリン達は、俺に蹴られた頭やら顔やら腹などを押さえて、来た道を大急ぎで戻っている
「もう襲ってくんなよ~」
あいつらが人の話す言葉を理解できるかどうか分からないが、逃げ出していくゴブリン達に言っておく
「遅い…」
〈ゴツッ〉
「いでぇ!!」
いきなり姉貴に拳骨をくらわされた…
「遅い」って事は先ほどの戦闘時間が長かったということだというのは解るけど、何故に殴られなければならないんだろう…
「いってぇ~姉貴ってば、もうちょい俺に優しくしようよ…」
「ふん…お前がもう少し早くあいつらを追い返せば殴らなかったがな」
「うっそだ~姉貴は理由もなく人を殴んのが好きだか…」
〈バキッ〉
「らぁ!!?」
頬にグーパンチ食らった…
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