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「うわぁ……綺麗……」
少女が吹き抜けの最上階まで昇った時,それははっきりと姿を現した
「宝石……かな?…キラキラ輝いてる…キレイ…」
それは大人4~5人でも持ち上がらない程の大きさで,正六面体の形状をしており,宝石の様にキラキラと輝いていた
その宝石の様な物は吹き抜けの真ん中に浮いていた
「…どうして浮いてるんだろ?」
上には空が見え,下は一階までずっと吹き抜けになっており支えるものは何もなかった
左右にも支えるようなものは何も見当たらなかった
「??……?……どうなってるんだろ?」
少女は吹き抜けの階段からその大きな宝石の様な物に手を伸ばした
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