古城

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「はぁ…はぁ」 少女は駆け足て一階まで降りた 吹き抜けを見上げると,一番上にあの宝石の様な物が輝いてる 「…な…なんなんだろぅ…一体…?」 少女の視界から遠ざかったことにより, 先ほどの不安や恐怖は少しづつ落ち着きつつあった 「…お母さんなんで泣いてたんだろ…?」 少女は先ほど頭に聞こえた声を思い出した 不意に奥の扉に目をやった 「…あれ…?明かりが…ついてる…?」 入ってきた時は真っ暗だった奥の扉の隙間から,明かりが見えた 少女は扉に向かった
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