2/5
前へ
/37ページ
次へ
ある夜,ある森の木の陰で少女は眠っていた。 「ん……ん」 金色の長い髪,蒼い目,可愛らしい服を着たその少女は目を覚ました。 どれ程眠っていたのだろうか? すでに辺りは暗く,唯一月明かりでぼんやりと周りが見える程だった。 「ここは……どこ?あ…頭痛ぁい…」 少女は頭を抑えた。 「…痛っ…なんで私こんなところに…?確か……自分の家のベッドで寝てて…痛っ………」 なぜ自分はここにいるのか? どうして森で寝ていたのか? 少女は記憶を失っていた 思い出そうとすると少女の頭に痛みが走った
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加