落ちる世界

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 見えている景色が本物とは限らない、と誰かに聞いた事がある。それが人だったか物だったかも分からないくらい昔の話。いつかは無くなる、と言われても信じることが出来ないぐらい、昔の話だ  俺が自我に目覚めた時には既に遅く、世界は崩壊へと進み始めていた。  これは、俺と共に歩む友人達の話である。事実か嘘かはお前達が決めることだ。  さぁ、冒険を始めようか……
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