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「どうりで…寒いと思った」
「…お前が寒いのは当たり前だ……半裸状態で寝ていればな…」
「いつものことだろ!!…それより…綺麗だな……」
二人で窓の外を眺め雪を見る…
ただそれだけでも、バージルと一緒に居られることが幸せだった。
「……ダンテ………」
突然名を呼ばれバージルの方を向く…
そっと唇を重ねて見つめあった。
「…今までで一番のクリスマスプレゼントだぜ」
「それは良かった…」
そして再び唇を重ねあった。
本当に幸せなこの時間……
信じてはいないけど…サンタからのプレゼントだろうか?
コレが幻でも構わない…
バージルと…最愛の者と再び居られたこのクリスマスは永遠に忘れない…
「「メリークリスマス」」
ふわふわと降る雪たちは、街を白く彩っていった。
End.
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