生い立ち

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㊦兄はよく八つ当たりをしました。学校から帰ってきた時の雰囲気でだいたい分かります。 今日は殴られるな…と。 私は㊦兄に門限を決められ、学校が終わるとまっすぐ家に帰り、友達のいない㊦兄の遊び相手になります。 朝は5時に起こして遊び相手をします。寝坊したり㊦兄を起こせないと殴られます。㊦兄は非常に寝起きが悪く、起こしてもキレられる事もあります⤵ ちょっと失敗すればすぐに殴られ、ひどい時には顔に10年以上残るひっかき傷をつけられたり、背中にかかと落としをくらってしばらく呼吸できなくなったりもしました。 今でも印象に残ってるのはかかと落としされて上手く息ができなくなって咳き込んでいたら、お前はいつも大袈裟なんだよ、そうやれば心配してもらえると思ってるんだろ。みたいな事を言われた事。 そんな㊦兄の行動を父も母も気づかなかったのか、親ですら手のつけられない㊦兄の世話を私に押し付け知らんぷりをしてたのか、私には分かりませんが誰も私を助けてくれる人はいませんでした。親も友達も学校の先生も私の苦しみを理解してくれる人はいませんでした。 ㊦兄は私に「お前は生きてる価値がない。むしろ害だ。」とよく言いました。
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