君のいろ

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甘いだけの恋に 不安を覚えなかったあの頃、 僕らは何を信じていられたのだろう。 ほろ苦い恋に憧れて 背伸びしてばかりいたあの頃、 手をのばせばそこにある幸せを 僕はなぜ、抱きしめていられなかったのだろう。 恋に恋していたあの頃を 後悔してばかりの今、 君はなぜ、 僕の隣に居ないのだろう。 (僕はなぜ 独り、なのだろう) 
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