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  この夢を見るたび、思い出す苦しい過去。 消したくても消せない自分の過去。 苦しくて、何度も泣いた。 辛くて、何度も助けを求めた。 でも大人は、そんなわたしに手を差し伸べてはくれなかった。 ただ、わたしに哀れな目しか向けなかった。 手を差し伸べるどころか、わたしを避けて通って行った。      
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